軟部組織の伸張性低下と治療技術の基礎

非神経原性筋収縮のイメージ(左)と機能的マッサージ(右)

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この治療法を機能的マッサージと言います。

 

横断マッサージや揉捏をする必要はありませんね。

用手接触技術

患者さん(の組織)に徒手的に触れるときには、【用手接触技術】が必要です。

 

組織に触れるとは、組織を触り分けるということであり、触り分ける組織とは、骨、筋、筋膜、脂肪、皮膚とかですね。

 

筋の圧迫にも、触察にも、徒手操作にも必要です。

用手接触技術が未熟なセラピストは徒手操作しようとしても、抵抗されちゃいます(左)。

 

しかし、ちゃんと用手接触技術ができれば、セラピストの意図に従って誘導することができ、その重心移動における対象者の正味の反応を見ることも、また、促すこともできます(右)。

つまり、用手接触技術は、【触れたその部分】でその適否を判断できます。

 

未熟なセラピストは図の左のようになり、皮膚につっぱり(緊張線)が生じます。

この状態では、触りたい組織をうまく触れないし、対象者も抵抗してしまいます。

 

一方、ちゃんと触れるとき(右)には、左のような緊張線が生じません。

つまり、組織にまっすぐ圧をかけることがポイントになります。

 

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